縁起の良い魚の「鯛」と双璧をなすのが「海老」。
えびは、「鰕、蝦、海老」と書き、平安中期に作られた辞書「倭名類聚鈔(わみょうるいじゅしょう)」(承平年間931年 - 938年)の十巻には「鰕(えび)」が掲載されており、古くから食べられていたようです。
国立国会図書館デジタル化資料
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「倭名類聚鈔 十巻」6ページ 江戸時代中期の
新井白石著の
語学書「東雅(とうが)」(
1717年)には、「エビとは、その体の色が
葡萄色(えびいろ)に似ているのでエビと言い、海老の字は、長い鬚と腰が曲がって背が丸いのが老人に似ているためだ」と書かれています。
近代デジタルライブラリー(国立国会図書館)
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「東雅: 20巻目1巻. 4(巻之17-20)」40ページ めでたいのは、高貴で魔除けとされる赤色。
そして、「えび」は、海の老人「海老」とも書き、「腰が曲がるまで」という意味の長寿を表し、めでたいことに使われるようになったそうです。
また、その姿は、具足や鎧をつけた武将の姿を連想させ、
武人としての命運が長く無事が続く「武運長久(ぶうんちょうきゅう)」の意味もあるそうです。
めでたい正月の蓬莱飾り(ほうらいかざり)にも、伊勢海老が欠かせません。
伊勢海老は、伊勢の海で多くとれて京都へ送られたため、伊勢海老と言い、伊勢神宮の縁起があり、由緒ある神嘗祭(かんなめさい)にも三尾お供えされるほど、昔から縁起が良いとされてきたようです。
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