クリエーター作品を使った、祝電・インテリア アート ブログ
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えびす講

 えびす講は、神無月(旧暦10月)に出雲に赴かない「留守神」とされた恵比寿神に、1年の無事を感謝し、五穀豊穣、大漁等も含め、商売繁盛を祈願する行事です。

 江戸では、旧暦の10月20日、新暦では今年は11月25日に、大々的に行われていたそうです。

 しかし、残念ながら東京地区では廃れてしまい、恵比寿様をまつる宝田神社とその近辺で「べったら市」として多くの露店が並び、かろうじて残っています。

 関西地区では、「十日えびす」といって1月10日前後に、商売繁盛の神様である恵比寿様と縁が深い神社をお参りしたり、商人が祝宴を催したりするそうです。



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玄猪の御祝(げんちょのおいわい)

 陰暦の10月1日(新暦で今年は11月6日)江戸城では、「玄猪御祝(げんちょおいわい)」を行っていたそうです。

 本来は10月最初の亥(猪)の日、亥の刻(午後10時から12時)に亥子餅(いのこもち)を食べて、万病除けをする習慣があったそうです。

 猪は、子を多く産むため子孫繁栄のシンボルであり、武家にとっては、家系継続の為の非常に大事な日であったようで、夕七つ半(午後5時)ごろ登城した「御餅頂戴」の親藩・譜代に、将軍が餅を下賜するのですが、夜にかけての行事の為、江戸城内の各所に大篝火が焚かれていたそうです。

 庶民では、この日、牡丹餅(ぼたもち)を食べて、この日から火鉢や囲炉裏、炬燵(コタツ)を使い始めたそうです。

 また、茶道でもこの日に炉開きの茶会が行われた為、「茶人正月」と呼び大事にしたそうです。



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