今日は、昔からのチャット仲間は知っている話です。
仕事柄、街の書店にはよく足を運ぶのですが、TBS近くにある2、3人しかお客さんが入っていない書店に入った時に、その事件は起こりました。
私が、雑誌コーナーで雑誌を広げていた時に、後方からの視線を感じたので、雑誌コーナーと書籍コーナーの境目にいた私の前に平積みしている本の一群が気になるのかと思い、雑誌側にすっと半歩ずれたときに、足音とともに視線の主が私の背後に近づきました。
視線の主の顔を確認すると、な、なんと、そこにおわすは、橋本内閣総理大臣ではないかー!(当時)
私が気付いたことを感じられたのか、細い金縁のメガネを素早くピッとはずして私のすぐ横に進んでこられました。
その時、右側からの圧迫された空気に右側を向いてみると、身長190cm以上あろうかという大男が。
SP(security police/要人の身辺警護を任務とする警官)だ!
雑誌を手にもったまま店内を見ると、書店のレジのおじさん以外、客は私しかいない。
書店入り口の出たところにSPが1人、内側に1人、道路の歩道に1人、書店入って入り口から死角になるところに1人、そして、私の右側すぐ横に大男SPが1人、、もう1人、、。
そうか、そういうふうに布陣するのか、、、。
書店は、ロックされている、、、。
そして、私は、内閣総理大臣とSPに挟まれた、、、なっ、なにーっ!
私、雑誌を広げたまま、しばし、フリーズしておりました、、、。
ようやく開放されて、その一団を後方から見送りました。
橋本内閣総理大臣がその時に乗り込んだ車は、黒塗りでナンバーは■■■■番でした。
うーん、びっくりしたなぁー、、、。