この言葉も微妙な言葉です。
●つや 「艶」
(1)なめらかな物の表面にあらわれる、うるおいのある美しい光。光沢。
(2)声が若々しくはりがあること。声がひきしまってよく通ること。
(3)(話や態度などに加わる)面白みや味わい。
(4)粉飾(ふんしよく)。飾り。
(5)うれしがらせ。お世辞。
(6)男女の間の情事に関すること。色めいたこと。
三省堂 大辞林 より
たとえば、おどりの稽古で
「きみの舞いは、教えた通りとても上手に舞うんだが、艶(つや)がない、、、。」
などと使われたりします。
上手に舞う事と、その舞いからしみ出す「艶(つや)」とは別のものであるということです。
「粋(いき)」も「艶(つや)」も教えられて、体得できるものではなく、先ず感じる力とその差異を理解できる力が必要なようです。
で、おまえはどうだって?
「粋(いき)」や「艶(つや)」を語るあたり、どうしようもない野暮な野郎です。